購入一か月でトラブルに見舞われたツインリバーブであったが、真空管の不良は仕方がない。
格安で手に入れたアンプを末永く使う為にメンテナンス、消耗品の交換を行っていく。
アンチエイジングでは老化は止められないのである。
平面は我家では物置になるのである。
まずは左右のシャーシを吊る為の金具を外す
パワー管とプリ管の奥に手を突っ込むとナットがあるので手で押さえて上からドライバーをあてる。
不自然な姿勢になるので大変疲れる。
必ず先に真空管を抜いておこう。不意に割れたりしてソケットにピンだけ残ると交換しなくてはいけない。
バラす前は写真を撮りまくる。
案外こういう配線が戻せなくなる。
トレモロなんか使ったこと無いからその分小さく軽く作って欲しい。
スピーカー、リバーブ、トレモロのケーブルを抜く。
グイグイとゆっくり揺らしながら抜いていく。かなりキツくピンが刺さっているため結構力がいる。
焦って抜くとケガをするので落ち着いて作業をする。
抜いた球は差し込む場所がわかるように並べておくと戻す時に確認する手間が省ける。
分からなかった箱に貼ってあるチャートを見る。
このアンプはいろんな所に引っかかって抜くのが難儀である。
少し上に持ち上げて柱を交わすと大体抜けるはず。
シャーシはヤニくさい。
古いフラックスの臭いが部屋中に蔓延して頭が痛くなる。
牛骨ナットと古いアンプは強烈に臭い。